ネクタイピンの素材と材質から選ぶ。
20代.30代.40代.50代.60代別
おすすめネクタイピン。
ネクタイピンをプレゼントする時、いちばん大切なのはメンテナンス・修理ができることについて説明してきました。詳しくは →プレゼントに喜ばれるネクタイピンとは
ここではネクタイピンの素材・材質(シルバー・ホワイトゴールド・ゴールド・プラチナ)について解説し、20代・30代・40代・50代・60代別にふさわしい価値ある日本ブランドネクタイピンをご紹介していきます。
ネクタイピンのほとんどは、
貴金属かそれ以外の金属でできています。
女性の方はよくご存じかと思いますが、貴金属と、それ以外の金属とでは、まったく価値が違ってきます。貴金属とは、空気中で酸化(変色)しにくく、産出量が少ない貴重な金属で、金・プラチナなどが代表的です。 一方、それ以外の金属のほとんどは、真鍮(シンチュウ)や洋白(ヨウハク)になります。真鍮は、工業用のパイプや配管などにも広く使われていますが、金属アレルギーにも気をつけたい金属です。
ちなみに貴金属の地金は、シルバー→金(ゴールド)→プラチナの順に高価になり、純度によっても価格が変わります。近年では1グラム当たりの価格はプラチナより金(ゴールド)のほうが高い傾向になります。
また、ネットショップで見かけるのですが、色:シルバー、色:ゴールドと明記していることがありますが、これは真鍮にメッキをかけている場合がほとんどです。
貴金属の場合は純度を保証する表記が必ずあります。例えば、K18・18K・K18WG・SV900・SV950など。
ブランド名に左右されることなく仕様・材質・素材などの表記を必ずチェックすることをお忘れなく。
シルバーとは。
欧米では長い歴史をもつシルバーですが、日本でもアクセサリーとしての価値が認められ高級金属として大人気です。
純銀はそのままでは軟らかすぎ、実用的ではないため、銅などを割金とし合金にして使用されています。
一般的なシルバー製品には925と刻印されていますが、これは92.5%の銀に7.5%の割金が含まれていることを意味します。
紳士屋では、925より銀の純度が高い950(純銀95%)を使用し、貴金属としてのこだわりをもってお届けしています。
ちなみに、900をコインシルバー、925をスターリングシルバー、950をブルタニアと呼んでいます。
実店舗やネットショップで見かけるのですが、「材質:銀色」「色:シルバー」などと明記している場合があります。
これは貴金属ではなく、真鋳(シンチュウ・銅と亜鉛の合金)や洋白(ヨウハク・銅、亜鉛とニッケルの合金)にメッキをかけている場合が多いので要注意ですね。
すべてのパーツがシルバー製。
20代の方へのプレゼントや
ネクタイピンが初めての方におすすめしています。
ホワイトゴールドとは。
純金に白色の合金を調合することによって、ホワイトゴールドは生まれます。
ゴールドの配合量の単位は「K」で表されます。純度は24等分して計算し、「100%÷24=約4.17%」になり、1Kは約4.17%のゴールドが含まれていることになります。
つまり「K18WG」の表記は、純金約75%に約25%の割金を使用したWhite Goldの貴金属です、という意味になります。
ネクタイピンのホワイトゴールドは一般的にK14WG(純金約58.3%)を使用することが多いのですが、紳士屋では純度の高いK18WGで製作しています。
こちらもシルバー同様、「材質:銀色」「色:ホワイトゴールド・シルバー」などと 明記している実店舗やネットショップがありますのでご注意ください。
付けるたび愛着がわくホワイトゴールドネクタイピン。
本物を知る30代・40代の方へのプレゼントに
おすすめしています。
ゴールドとは。
ホワイトゴールド編でもご説明いたしましたが、純金を純度で表わすと24金(K24)になります。
金の価値としては純金が一番ですが、アクセサリーとして使用するには変形しやすく、光沢もあまり良くありません。
そこで金を約75%、25%を銀や銅などを割金として作った貴金属が18金(K18)です。
紳士屋のゴールドは、貴金属アクセサリーとして最適なこのK18を使用。また色合いも、多少白く赤味をおびた気品あるローズゴールド系を使用しています。
ちなみに、Kは金のKではなく、カラット(karat 質量)のKを意味します。
できる大人を印象付けるアイテム。
50代・60代の方へのプレゼントにおすすめしています。
プラチナとは。
プラチナの年間の供給量は金の約25分の1。わずか3グラムのプラチナを得るためには、1トンもの原鉱石を必要とするその希少性が高価な理由です。
プラチナの純度は1,000分割した値で表記されるため、純金の24分割よりはわかりやすく、「Pt850」は「プラチナ85%+パラジウム15%」でできている貴金属を意味します。
また、硬いと思われがちなプラチナですが、実は非常に柔らかく粘り気のある金属です。そのため加工には熟練した技術と時間が要求されます。
例えば上品で美しい光沢を出すために研磨にかかる時間は他の貴金属の数倍かかってしまいます。
紳士屋では、政府の品位証明が受けられる純度85%のプラチナで製作。職人技の結晶です。
貴金属の中での最高峰。
世代で受け継ぐ一生モノとしておすすめしています。
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